2025年10月21日(火)・22日(水)に開催されたリユース業界最大級の展示会「Reuse Tech for 2026」に、MOOV(株式会社コモンプロダクツ)はブース出展および共催セミナー登壇を行いました。

会期中はリユース事業者・メーカー・関連サービス各社など、多くの業界関係者が来場され、MOOVブースにも多数の方にお立ち寄りいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
会場は満席・立ち見も!共催セミナー「店舗成長のための“仕組み化”」
今回MOOVが共催したセミナーは、「成長するために必要な“仕組み化” その裏側をトップが語る」をテーマに開催されました。
会場は立ち見が出るほどの超満席となり、リユース業界における「仕組み化」への関心の高さを改めて実感いたしました。
登壇者
- 株式会社買取王国 代表取締役社長:嶋本 様
- 株式会社GIRAFULL 代表取締役:重走 様
- モデレーター:当社 取締役 中島

リユース業界を牽引するトップランナーのお二人から、現場で培われた貴重な知見が惜しみなく共有されました。
特に反響の大きかった具体的な内容を深掘り
セミナーで特に質問や反響が多かった、店舗成長に直結する具体的な「仕組み化」のノウハウについて、そのエッセンスをご紹介します。
1. スタッフが育つ人材採用・育成の工夫
単に人を雇うだけでなく、「定着し、成長できる環境」を作るための仕組みに大きな関心が寄せられました。
- 具体的な内容: 誰でも一定レベルの業務を遂行できるような標準化されたオペレーションマニュアルの作成方法や、スキルアップを評価に直結させる人事制度の設計について議論されました。特に、リユース業界特有の「真贋スキル」や「商品知識」を段階的に身につけさせるためのOJTの具体的な流れなどが、参加者の皆さまの課題解決のヒントになったようです。
2. 売上データの活用と現場浸透の仕組み
POSシステムなどが収集したデータを、経営層だけでなく現場スタッフ一人ひとりの行動改善に結びつけるための仕組みが重要視されました。
- 具体的な内容: 「データは見るだけでは意味がない」という視点から、MOOVなどのクラウドPOSを活用し、どの商品カテゴリの回転率が悪いか、どの時間帯の客単価が低いかといった情報を、現場スタッフが日々の目標設定に使えるよう「見える化」し、浸透させる工夫が紹介されました。データに基づいた目標達成インセンティブの事例にも反響がありました。
3. 運営企業が歩んできた成長の軌跡と、これからの展望
トップ企業のリアルな成長ストーリーと、将来的な市場での勝ち筋についての議論は、参加者に大きな刺激を与えました。
- 具体的な内容: 創業期から現在に至るまでの組織体制や出店戦略の変遷、そして直面したM&Aや市場変化への対応策が語られました。特に、テクノロジーを活用した買取・販売プロセスの効率化や、ECモールとの連携を強化することで販路を多角化していく未来図について、具体的な計画が示され、多くのリユース事業者が抱える将来的な不安に対する希望となりました。
MOOVブースでご紹介した最新リユーステック
MOOVブースでは、リユース業界の業務効率化と顧客体験向上を支援する最新製品をご紹介しました。
- リユース特化型クラウドPOSシステム「MOOV」
- 販売、買取、在庫管理を一元化し、多店舗展開やEC連携を強力にサポートする基幹システム。
- 民泊向け自動チェックインシステム「OPENSESAME!」
- 店舗以外の無人取引や、業務効率化の応用例としてご紹介。
- 最新製品「デジタルショーケース」
- 大型モニタを活用して高額商品や人気商品を疑似陳列棚として再現。セキュリティの強化、魅力的な店内装飾、そして顧客のエンゲージメント向上を同時に実現する、新しい店舗体験ソリューションです。特に、盗難対策と陳列スペース不足に悩む店舗様から多くの問い合わせをいただきました。
ご来場の御礼と今後の展開
2日間にわたり、リユース業界の最新トレンドと店舗運営の課題を共有できたことを大変嬉しく思います。
MOOVは今後も、現場に根ざした業務改善と、持続可能な店舗運営のための「仕組み化」支援に、クラウドPOS「MOOV」をはじめとするテクノロジーを通じて取り組んでまいります。
ブース・セミナーにお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
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